7月16日の宵山、17日の山鉾巡行を見に行ってきました。
16日は、台風が近づいているということで、小雨のぱらつくあいにくの天気でしたが、多くの観光客は傘もささずに歩き廻っていました。しかし、午後4時頃から雨脚が少し強くなり、傘をささなければ歩けなくなりました。午後6時頃からは、雨、風共に強くなり、本来ならば傘提灯の元、祇園囃子が流れる風情の有る宵山になるはずでしたが、私は早々にホテルに退散しました。
以下の写真は、17日の巡行の際に山鉾を飾る懸装品等を、各町内の会所や奥まったところにある町内の神社等で展示しているものを撮影したものです。いずれも、重要文化財級の絨毯等で、なかなか見応えのあるものばかりでした。その一部です。
長刀鉾です。日が落ちると提灯に明かりが灯り、祭りの雰囲気が盛り上がります。
函谷鉾です。四条通を、どかんと占拠しています。
17日は、台風が西日本を横断した当日でした。
開催出来るのか不安でしたが、「小雨決行」「大雨強行」という従来の慣例通り、開催されました。
風は思ったほど強くは有りませんでしたが、雨はずっと降り続き、写真撮影には最悪の条件でした。それでも、タオルでカメラを隠しながら、要所要所でさっと撮影する、という神業の様な作業の繰り返しで、なんとか全ての山鉾を撮影しました。下はその一部です。
先頭を行く長刀鉾が注連縄に近づきます。
いよいよ山鉾巡行の始まりです。
稚児が舞を舞い、最後に注連縄を切った瞬間です。
(写真を拡大して見てください。この悪条件で見事に撮影に成功しました。)
この瞬間、歓声と拍手が沸き起こります。
祇園囃子と稚児の舞、音頭取りの掛け声に合わせて山鉾がゆっくり進みます。
函谷鉾の音頭取り。貫禄が有りますね。
小さな子供達も参加していました。
手前のレインコートを着た友達から「頑張って~!」と声をかけられていました。
これらの子供たちが伝統を引継いで行くことになります。
菊水鉾です。多くの人に支えられて山鉾巡行が成り立っています。
こんなこじんまりした山も有ります。
華やかな山鉾行列の後に、こんな縁の下の力持ちの様な人々がいました。
曳き手には外人さんの姿もちらほら見えました。
写真では判りにくいですが、鉾には方向を変える舵の様なものが無く、
直線に動いている時も、こんな道具を使って細かく方向を修正しています。
屋根方はお疲れの様子でした。
囃子方が延々と演奏を続けます。
船鉾です。今回の巡行の最後尾です。
最後尾の鉾が通り過ぎると、すぐに信号機の復旧等の作業が始まります。
信号機は、巡行の間、横棒と共に道路と平行になるよう回してしまわれていました。
お疲れ様です。
台風がそばを通り抜けている雨の中、参加する人も、見学する人も大変な山鉾巡行でした。
でも、それはそれで、京都の町衆の心意気のようなものが感じられた、思い出に残る祇園祭でした。